
地域の皆様が安心して暮らせるよう、訪問診療・看護、外来、入院
を通じて適切な提供していきます。
大正区は大阪市内で最も人口と出生数が少ない区ですが、大阪都心に近く、
学校や、医療機関も多く、子育てをしやすい街といわれています。
大正病院附属産婦人科クリニックでは妊娠、出産、さらには産後ケア事業、
大正病院においては小児科診療、病児保育室おひさまなどを通じて、
この地域の子育て世代の方々の支援を積極的に行っています。
大正区は大阪市内で最も人口と出生数が少ない区ですが、大阪都心に近く、学校や、医療機関も多く、子育てをしやすい街といわれています。
大正病院附属産婦人科クリニックでは妊娠、出産、さらには産後ケア事業、大正病院においては小児科診療、病児保育室おひさまなどを通じて、この地域の子育て世代の方々の支援を積極的に行っています。
理事長・院長挨拶
理事長挨拶
理事長 南條 亨
開院以来、「患者様に正しく親切な医療を提供すること」「地域社会から信頼される病院であること」を理念に病院を運営してまいりました。これからもこの理念に基づき、地域の皆様にとってより身近な存在であり続けたいと思っております。最近では地域包括ケアの名のもと、当院の地域での役割も変化しつつあります。当院での急性期治療の他、高次急性期病院での治療後に在宅に戻られるまでの入院や認知症、高齢者医療、また在宅医療を担っている地域の開業医の先生方のバックアップ、さらに当院での在宅医療、緩和医療の分野など当院の役割は多岐にわたります。
これからも地域の皆様や医療・介護に携わっておられる皆様からより信頼される病院となれますよう職員一同、日々努力して参りますのでよろしくお願い申し上げます。
院長挨拶
院長 大塚 正友
約1世紀に渡り、地域の皆様に支えられてきた大正病院病院長就任に当たり、身の引き締まる思いです。
私自身は1988年に近畿大学医学部を卒業、当時の近畿大学医学部第一外科へ入局、市中病院において外科医として約15年修練、その後思うところあって、緩和ケアチーム専従医となりました。それからは、緩和ケア医として、近畿大学堺病院、奈良病院で勤務し、当院南條亨理事長とのご縁もあり、2019年10月副院長、内科部長に着任させていただきました。
当院は、経営理念として、①正しく親切な医療の提供 ②地域社会全般から信頼される病院 ③全職員がその生涯をかけて悔いのない病院となること、を掲げております。この理念に則り、今後、以下の2点を強化してまいりたいと考えています。
1)地域の皆様のニーズに合った医療の提供
現在及び今後も、我が国においては、少子高齢化及び核家族化が益々進行していくものと思われます。避けることのできない加齢に対し、地域の皆様が安心してこの大正の地で暮らせるよう、外来、入院を通じて、適切な医療を提供してまいります。また、地域療養施設に入所中の方や、周辺高次医療機関入院中の患者さんにも、当院での医療介入や入院療養が必要となれば当院で適切な医療を提供させて頂きます。
2)がん患者さん(緩和ケア対象)への外来・入院を通した切れ目のない緩和ケアの提供
国民の半数ががんに罹るといわれており、がんの治療、療養は苦痛を伴うことが少なくありません。当院では、積極的ながん治療を受けている、受けていないにかかわらず、緩和ケア外来及び入院療養を組み合わせて、切れ目のない緩和医療、緩和ケアを提供して参ります。ご希望の方は当院、地域連携室を通してご連絡をいただければ、日本緩和医療学会緩和医療専門医・大塚正友が診療に当たらせていただきます。
今後、大正病院は、地域の皆様のお役に立てるよう、職員一同、力を合わせ、努力、研鑽して参ります。これまでと同様、今後とも大正病院をご利用、ご愛顧いただきますようお願い申し上げます。
経営理念
- すべての病客に正しく親切な医療をなす病院とする。
- 地域社会全般から信頼される病院とする。
- すべての職員がその生涯をかけて悔いない病院とする。
病院の概要
- 開設者
- 医療法人 彰療会
- 代表者
- 理事長 南條 亨
- 管理者
- 院長 大塚 正友
- 所在地
- 〒551-0002 大阪市大正区三軒家東5-5-16
- TEL
- 06-6552-0621(代表)
- FAX
- 06-6553-4001
- 診療科目
- 内科、循環器内科、消化器内科、心療内科、外科、整形外科、小児科、皮膚科、歯科、小児歯科、婦人科、放射線科、リハビリテーション科
- 設備
- 全身マルチスライスCT エックス線乳房撮影 内視鏡 クリーン手術室(2) MRI
- 病床数
- 173床(一般病棟81床・地域包括ケア病棟37床・医療療養病棟55床)
- 建物の種類
- RC構造(一部SRC構造)
- 延べ建築面積
- 7865㎡
- 創設年月日
- 1952年12月01日
沿革
1953年 | 財団法人彰療会大正病院設立 21床 |
---|---|
1954年 | 36床に増床 |
1955年 | 財団法人より社団法人とし49床に増床 |
1956年 | 59床に増床 |
1959年 | 64床に増床 |
1965年 | 特定医療法人となり、より公共性を高める |
1966年 | 114床に増床 |
1968年 | 124床に増床 |
1973年 | 173床に増床 ※現在の病床数 |
1988年 | 増改築工事 |
2000年 | 介護保険施行にともない、28床を介護病床に転換 また、居宅介護支援事業所・居宅訪問介護事業所を設立 |
2002年 | 増改築工事 全床6.4㎡以上となる |
2005年 | 介護病床28床を医療療養病床へ転換 |
2008年 | 居宅訪問介護事業所を閉設 |
2014年 | 37床を地域包括ケア病床に転換 |
2017年 | 大正病院附属産婦人科クリニックを設立 12床 |
2018年 | 病児保育室「おひさま」開設 |
2018年 | 居宅介護支援事業所閉設 |
施設基準
当院が届け出ている施設基準は、次のとおりです。基本診療料(令和4年12月1日現在)
- 機能強化加算
- 歯科外来診療環境体制加算1
- 急性期一般入院料2(10対1)
- 療養病棟人院基本料1(20対1)(在宅復帰機能強化加算・夜間看護加算)
- 地域包括ケア病棟入院料1(10対1)
- 診療録管理体制加算2
- 療養環境加算
- 療養病棟療養環境加算2
- 医療安全対策加算2/医療安全対策地域連携加算2
- 感染対策向上加算3/連携強化加算
- 入退院支援加算1
- データ提出加算
- 認知症ケア加算3
- せん妄ハイリスク患者ケア加算
特掲診療料(令和4年12月1日現在)
- がん性疼痛緩和指導管理料
- がん治療連携指導料
- 肝炎インターフェロン治療計画料
- 薬剤管理指導料
- 在宅療養支援病院3
- 在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料
- 検体検査管理加算(Ⅰ)
- 検体検査管理加算(Ⅱ)
- 小児食物アレルギー負荷検査
- 内服・点滴誘発試験
- CT撮影及びMRI撮影
- 無菌製剤処理料
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
- 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
- がん患者リハビリテーション料
- 胃痩造設術
- 胃痩造設時嚥下機能評価加算
- 輸血管理料Ⅱ
- 輸血適正使用加算
- CAD/CAM冠
- クラウン・ブリッジ維持管理料
医療安全について
医療安全管理のための指針
医療法人彰療会大正病院は、病院理念に基づき、安全な医療・看護・介護を提供するために、医療安全管理のための指針を以下に定める。
1、医療安全管理に関する基本的な考え方
安全な医療を提供していくためには、医療従事者ひとりひとりが危機意識を持ち、最大限の注意を払いながら医療・看護・介護に当たらねばならない。
しかし、「人間であれば誰でもエラーをおかす」という事実を前提にすれば、医療従事者個人の努力に依存した事故防止対策には限界がある。
このため、当院では、組織的に医療事故防止について検討し、エラーを誘発しない環境や、起こったエラーが事故に発展しないシステムを組織全体として整備する。
※1 ヒューマンエラー … 意図しない結果を生じる人間の行為
※2 医療事故 … 診療・看護の過程において患者に発生した望ましくない事象。医療提供者の過失の有無は問わず、不可抗力と思われる事象も含む
2、医療安全管理委員会その他の組織に関する基本的事項
- 安全に医療を遂行出来る体制および環境を整えるため、病院各部署からの代表者で構成する「医療安全管理委員会」をひと月に1回開催し(重大な問題が発生した場合は適宜)、医療安全に関する事項を検討する(細則は委員会規程参照
- 委員会で決定された方針に基づき、組織横断的に当院の安全管理を担う部門として「医療安全管理部門」を設置する
- 委員会の方針に基づき、当院の安全管理を実行するため各部署に「医療安全推進者(リスクマネジャ―)」を配置する
3、医療安全管理のための従事者に対する研修に関する基本方針
医療安全管理の基本的な考え方や具体的方策について、職員の意識の向上と周知徹底を図るために研修の機会を設ける。研修については年2回の全体研修に加え、必要に応じて部署毎あるいは個人毎に随時実施する。また、研修の内容には、具体的な事例を取り上げ、組織横断的に行う。
4、事故報告等の医療安全確保を目的とした改善のための方策に関する基本方針
発生したヒヤリハット、インシデント、アクシデント、患者や家族からの苦情等の報告を受け、事例を検討・分析することで問題点を把握し、改善策を立案する。さらに、その実施状況を把握・評価する。
5、医療事故等発生時の対応に関する基本方針
院内で発生するヒヤリハット、インシデント、アクシデント、患者や家族からの苦情等を報告する。報告方法は、まず口頭で報告した後に、「安全に関する報告書」に記載し、表1の順で報告する。
尚、重大事故が発生した場合(緊急を要する場合)には所属長に口頭で報告し、患者の救命措置等に支障が及ばない範囲で、遅滞なく書面による報告を行う。 また、救命措置と並行して(状況により措置後)、患者や家族に速やかに事実を説明する。
医療側の過失によるか否かを問わず、患者への影響度レベルのうち、レベル3b以上または緊急対応が必要な事象。判断に迷う場合は、医療安全管理委員長が判断する。
6、医療従事者と患者との間の情報共有に関する基本方針
- 患者の知る権利に基づき、医療内容についてよく説明し、患者や家族と情報を共有する。
- 本指針は患者や家族等の申し出があれば、より良い信頼関係を築くため、随時閲覧に供する。
7、患者からの相談への対応に関する基本方針
患者や家族からの医療安全に関する相談および苦情、クレームについては、医療安全管理部門が、患者・家族相談窓口担当者と連携し誠実に対応する。
8、その他、医療安全の推進のために必要な基本方針
- 安全に関して常に管理サイクル
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)を繰り返すことにより、業務を継続的に改善する。 - 患者や家族からも協力を得ることにより、安全で質の高い患者参加型の医療を提供する。
9、職員の義務
職員もそれぞれの立場から積極的に医療安全の問題に取り組み、患者の安全だけでなく自己の安全も確保しつつ、質を担保した医療を提供する。
ヒヤリハット、インシデント、アクシデント 患者への影響レベル
レベル0 | 間違ったことが患者に実施される前に気付いた場合 |
レベル1 | 間違ったことが実施されたが、患者には変化がなかった場合 |
レベル2 | 事故により一時的な観察が必要となったり、確認のため検査が必要となったが治療を要さなかった場合 |
レベル3a | 簡単な処置や治療を要した場合 |
レベル3b | 濃厚な処置や治療を要した場合 |
レベル4a | 事故により長期にわたり治療が続く場合 |
レベル4b | 事故により障害が永久的に残った場合 |
レベル5 | 事故が死因となった場合 |
施設案内
フロアガイド
清潔で快適性を追求した院内。緊急事態も想定した、万全の体制。-
1F
診察受付・会計・入退院受付・患者相談窓口/地域医療連携室・相談室・売店・内科/外科/整形外科/小児科/皮膚科/歯科[各科診察室・各科処置室]・外来治療室・救急処置室・心電図受付/心電図室・エックス線受付/エックス線TV室/エックス線一般撮影室/エックス線乳房撮影室/エックス線CT室・MRI室・内視鏡室・超音波室・点滴室・授乳室
-
2F
検査室・患者待機室・医薬情報管理室・薬局・リハビリテーション室・脳波室・病室(18室/55床)・ナースステーション・特浴室・食堂談話室
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3F
診察室・洗髪室・病室(18室/36床)・ナースステーション・特浴室・談話コーナー・大会議室
-
4F
手術室・病室(19室/37床)・言語聴覚室・ナースステーション・談話コーナー
-
5F
診察室・陣痛室・分娩室・処置室・新生児室・病室(21室/45床)・ナースステーション・談話コーナー
院内の風景


院内講座
健康講座
次回開催日
未定(開催が決まり次第詳細を掲載致します)